


AIの最前線を知る。AIがどんどん広がる未来をきちんと知れば、自分の未来もおもしろくなっていく!【未来の里山研究会 第4回】
未来の里山とは何か、みんなで考えている「未来の里山研究会」。
これまで生き物、土壌、食糧といった自然にまつわるテーマで開催してきました。
第4回のテーマはちょっと変わって「AI」。
「AIが、里山に関係あるの?」と思う人がいるかもしれません。
AIが産業を動かし始めている今だからこそ、未来の里山を考えるうえで必要な学びなのではないかと、今回は専門家をお呼びしました。
それが、ITジャーナリストであり、AIの最前線に詳しい湯川鶴章さん。
湯川さんのお話をお聞きしながら、どのような未来がやってくるのか、参加者一同が胸を弾ませる時間になりました。
そんな第4回の様子をお届けします。

(ゆかわ・つるあき)
ITジャーナリスト・作家。学習コミュニティTheWave代表、TheWave湯川塾・塾長。株式会社あしたラボラトリー・チーフストラテジスト。
1958年、和歌山県生まれ。大阪の高校を卒業後、渡米。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立、ブログメディアTechWaveを創業。SFならぬ「TF(テックフィクション)」というテクノロジーをベースにした近未来予測が専門。著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(The Wave出版)などがある。
50年来のブレークスルー。2012年頃、AIは画像を認識できるようになった
はじめに、『株式会社エーゼログループ』のCTO兼CQOである佐藤道明が挨拶しました。
「第4回の研究会のテーマは、AIです。今回湯川さんに来ていただいた理由は、AIについて僕らも知りたいなと思ったからです。自動車が世界で初めて登場した当時って、いろいろな声があったと思うんですね。『人が歩かなくなったらどうするんだ』とか『事故が起きたらどうするんだ』とか。新しい何かが起こるときにはそういう懸念の声が必ず出てきますし、今もそういう話は出てきています。ただ、自動車もそうだったように、一度普及して進んだものはなかなか元に戻りません。
だから僕らは、AIを活用してどんな未来の里山がつくれるのか、今回妄想したいなと思っています。湯川さんはITジャーナリストで、今も最前線に身を置いていますので、難しいことを分かりやすく話してくださいます。僕の友達であり、大先生でもあります。初心者の塊である我々が湯川さんから刺激を受ける、そういう回です。湯川さん、よろしくお願いします」

湯川さんの講演が始まりました。
「みなさん、こんにちは。湯川です。西粟倉村に来るのは3回目です。10年ほど前に初めて来て、めちゃくちゃいいところだと思って2回目は友人を10数人連れて来まして、今回は次男を連れてやって来ました。
まずAIとは何か、お話しします。基本として重要なのは、『人間が成長するようにAIも進化していく』ということです。AIを人間に例えると、赤ちゃんのときにものを認識できるようになって、それから言葉をいろいろな知識を得て、考えるようになっていきます。大学へ進み、大学卒業後は社会人になって世の中のことをもっと知っていく道と、大学院に進んでもっと研究していく二つに大きく分かれていきます。AIも進化してきているんです」

「AIは、乳幼児の段階では、人間の赤ちゃんが犬と猫の違いを覚えるのと同じように、写真をいっぱい見てそのパターンを認識し、何が違うかを見つけていきます。コンピュータは数字でしか認識しないので、写真を数字にしてとらえます。どういうふうに数値化するかというと、写真をどんどん拡大していくと白い点と黒い点になるので、例えば白い部分を0、黒い部分を1と置き換え、猫の耳の部分を数字で表すと、00010000100…という、0と1の数字の羅列になるわけですね。これが画像認識の基本なんです。
でも、AIの画像認識はなかなかうまくいきませんでした。人間がなぜ画像をうまく認識できているかというと、人間の脳は認識層が何層にもなっていることが分かったんです。パーツから順に認識している、と。それをAIの構造にも応用し、認識層を増やして学ばせました。するとこれが大成功して、50年来のブレークスルーが起きました。2012年頃、AIは画像に何が写っているのか分かるようになったんです。
日本では深層学習、ディープラーニングと言います。『AIが目を持った』とも言われます。人間以上に認識が上手になった結果、車の自動運転ができるようになっていったんです。僕は実際にアメリカで、Teslaの最新鋭自動運転を試してきました」
2024年、AIは人間よりも賢くなる時代の入り口に立った
「次のフェーズは、幼稚園児から小学生になって言葉をより学んでいきます。一番ポピュラーな手法は、ベクトルを変える方法です。例えば『猫』であれば、インターネット上のテキストデータを全部学習し、『猫』の他にどんな言葉が使われているかを調べ、『ふわふわ』『かわいい』『遊ぶ』などの単語も学習させました。AIが穴埋め問題を自分に出して、答えて、学習していったんです。
でも、ネット上のデータが多すぎて、読むのに時間がかかりすぎる問題がありました。人間には、斜め読みして大事な部分に注目する速読という技術があります。同じように、AIにも重要な言葉やフレーズを見つけさせた。そうやって2017年にGoogleが発表したのがTransformerです。つまり、『物知りのAI』ができました。人間がまとめた知見をAIが見つけるんです。ChatGPT*もどんどん進化しています」
*ChatGPTとは、OpenAIが開発したAIチャットボットで、自然な対話ができる人工知能。質問応答、文章作成、翻訳、プログラミングなど、幅広い用途に対応している。

「次に、大学受験の高校生の段階に入ります。これが2023年からではないでしょうか。今はここですね。本をたくさん読んだからといって、志望校には受かりませんよね。つい最近、2024年9月にできたAIは、精度がより上がり『考えるAI』になりました。それまでのAIは人間がまとめた情報を見つけて答えてくれたのですが、2024年9月からのAIは自分で情報を探し回って一つの知見にまとめるんです。つまり2024年、AIは人間よりも賢くなる時代の入り口に立ちました。『考えるAI』の時代になってAIが自分で動き回るということは、とてつもなくすごいことなんです!」

「大学生になり、大学を卒業したら、今後の方向性はどうなるでしょうか。一つのパターンとしては、社会に出る道です。どれだけ勉強しても頭でっかちで、社会に出たほうがいいので、現実社会を体験する必要があります。スマホか人型ロボットに乗るという二つの方法を通じて、これからAIは現実社会を学んでいこうとします。
スマホでは、環境や状況をより認識し、人間っぽい受け答えができるようになります。これまでは機械的な受け答えだったんですが、人間らしくなり、例えば目の不自由な人にとっての目になることができるでしょう。
AIが進化しているので、ロボットも進化し始めています。ロボットでは、いろいろなセンサーをロボットに搭載して、ロボットとAIが共進化します。特に2024年に入ってから進化が著しく、家庭用ヒューマノイドロボットが1X社から2025年に発売される予定です。2026年くらいまでにデータを集めながら本当に使えるロボットにして、2027年くらいから製造業、サービス業、倉庫などに広く展開するそうです。
今、BMWとベンツが人型ロボットを工場に試験導入しています。2024年の年末頃までに試験の結果が出て、もし本当に使えるのなら2025年から大量に導入すると発表もしているので、注目されているんです。1台200万から300万円で、人を一人雇うぐらいでロボットを購入できます。世界中の製造現場で導入されれば、さらなる低価格化、高性能化が期待できます。
もし本格的に導入されれば、世界中の製造現場で動きが出て、業界そのものが変わってしまうでしょう。イーロン・マスク氏は『人型ロボットの市場は100億体以上になる。人間の数を超えるわけだ。今から100年後、1000年後の世界から見て、今が文明の重要なマイルストーンになる。そういう重要なことが2、3年で起ころうとしている』と発言しています」

2027年までに汎用人工知能(AGI)が実現するか
「もう一つのパターンが、大学に残って研究する道です。元OpenAIのメンバーであるレオポルド・アッシェンブレナー氏は2024年6月、AIのセキュリティ上の懸念を取締役会に伝えたためにOpenAIを解雇されたと主張しています。彼が6月にリリース文書を出しているんですね。OpenAIはこんなふうに技術が進んでいて、この方向で技術開発していると、160ページにわたって詳しく書いているんです。
それによると、2027年までに、人間の知能を模倣して幅広いタスクをこなすことができる汎用人工知能(AGI)が実現する可能性が非常に高いとのこと。AIは、2026〜2027年に人間でいう天才と呼ばれるレベルになるそうです。AGIは、天才を含む人間と同等の知能です。そして自分で自分を改良し、人工超知能(ASI)へと進化していきます。ASIは人間の知能をはるかに超えたAIで、人間の一万倍の知能と言われています。
そんな未来に向けて、すでにAmazonやmetaはデータセンターを確保し、高性能半導体GPUの数を増やしていて、投資が済んでいます。半導体を増やすほど、AIが賢くなるからです。
また、孫正義氏は『ASIを実現することが私の人生の意味。AGIは数年以内、ASIは10年以内にできる』と以前の予測を前倒ししたことを話しています。半導体、データセンター、人型ロボットに注力し、ASI時代のインフラを構築する考えだそうです。
注目されているAIのスタートアップ企業の一つが、Sakana(サカナ)AIです。GoogleでAI開発に携わっていたアメリカ人の研究者らが2023年、東京を拠点に設立しました。人間があまり介入しなくても、自らAI研究や性能向上を実現できるAIの仕組みができて、世界から注目されています。
IT系の起業家であるブライアン・ジョンソン氏は、今後50年間で私たちは非常に大きな技術的進歩と社会の変化を経験することになり、2075年には25世紀かと思われる時代が到来するだろうと述べています」

AIは5段階で進化するが、今は第2段階にいる
この後、佐藤のファシリテートにより、参加者は近くにいる3人で1組のグループをつくって、湯川さんの話を聞いて気になったセンテンスなどを15分ほど話し合いました。

次に、また湯川さんのお話が始まりました。
「AIで今起こっていること・これから起こることをお話しします。先ほどもお話ししたように、新しいAIが2024年9月に発表されました。論理的思考が進化し、考えるAIへと進化したんです。答える前に10秒から20秒かけてじっくり考えるようになりました。思考のプロセスを学習することによって、AIは理由と方法を学びどんどん賢くなっていきます。今までのAIは使えば使うほど情報が正確になっていきましたが、これからのAIは使えば使うほど、地頭が良くなっていくのです。
OpenAIは、AIは5段階で進化すると考えています。第1段階がチャットボット。第2段階が、今お話しした論理的思考。
第3段階が、エージェントです。その定義は、自分で考えて自律的に行動するシステムです。今は、次の3つの形に分かれています。
①パーソナルエージェント:これから情報収集はキーワード検索ではなく、AIに聞くことが増えます。メールの返事、休暇計画、ミーティングの準備などもできるようになります。エンタメ分野では、制作費が4割から8割安くなり、大量のコンテンツが溢れるようになるでしょう。スマホ、スマートグラス、スマートスピーカー、ChatGPTなどがパーソナルエージェントになり、それがAmazon、Uberなどにアクセスして利用するようになります。
②特化型エージェント:狭い領域で深くシステムを統合させたものです。『Harvey』という法務専門エージェント、『Devin』というAIプログラマー、『exaBase』というロープレの営業練習などがあります。
③カンパニーエージェント:その会社のことを、窓口の人間の代わりに何でも答えてくれる自社エージェントをどの会社も持つようになります。AIエージェントが会社のブランドアンバサダーになるため、エージェントとのやりとりが消費者にとって新たなブランド体験になります。
人間の代わりをするということではなく、人間ができないことをしてくれるのがエージェントの定義で、リモートワーカーのような存在になってくるのだと思います。
OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏は『2025年にAGIがくる』と話していて、AGIと見なされるようなAIモデルや機能を2025年にリリースするという宣言なのではないかと考えられています。
第4段階が、発明家です。気候変動、医療、植物研究など、AIを使った発明・発見がどんどん出ていきます。GoogleのDeepMind開発などで知られ、ノーベル化学賞も受賞している人工知能研究者のデミス・ハサビス氏は、『AIがひどい病気の治療薬を見つける。エネルギーもほぼただになる。そうなるとお金の質が変わる』と話しています。
第5段階が、AIカンパニーです。ただこれについては、いろいろな人がどのようなものかを語っていますが、どれも憶測に過ぎず、OpenAIからの正式な説明や解説はまだありません」
参加者は先ほどとは別のメンバーで3人1組のグループをつくって、湯川さんの話を聞いて一番気になったセンテンスを15分ほど話し合いました。佐藤は「湯川さんのお話を一旦受け入れて、遊びましょう。仕事はこんなふうにしたらおもしろいかな、といったことを妄想してください」と笑顔で話し、参加者は思い思いに話し始めます。
さらに別の人と3人1組をつくり、15分話し合いました。未来がどうなっていくのか、AIをどう取り入れたいか、率直に意見交換をするなかで、AIに対して抵抗感や不安感を持っていた人はそれがポジティブな思いへと変わっていったようです。
私はこれがしたい、と進める勇気をもつことが大事
30分ほど話し、参加者はそれぞれが頭や心を整理できた様子です。そして、また湯川さんのお話が始まりました。
「未来の里山について、お話ししたいと思います。何をするにもAIに相談して、自分で判断していく時代がやってきます。親がやってきたことを教えればいいのではない時代が来るわけですから、子どもの教育をどうしていくかは難しいですね。『自分がやりたいからやる』と選んでいくといいのではないでしょうか。時代が変わるからこそ、社会が何を言おうと『私はこれがしたい、楽しいんだ』と進めていける勇気をもつことが大事です。
頭で考える時間がたくさんいるのではなく、少なくていいと思うんです。山を見て『きれいだな』とぼーっとするほうが、感性が豊かになって、大事な判断ができるようになるのではないでしょうか。直感を研ぎ澄ますことが大切です。
AIとロボットの進化によって、これまで儲からなかったことが儲かるような時代になると思います。今注目されているスタートアップ企業のスタッフ数は30人くらいですが、たった一人で大企業のような規模の仕事ができる時代がくるでしょう。投資家の間では『一人ユニコーンはいつ出てくるのか』と言われています。ユニコーンとは、未上場で評価額が10億ドル以上のスタートアップ企業のことです。一人で仕事をしても楽しくありませんから、一人ユニコーンを目指す必要はないし、チームで働く良さがあると思っています。
地域で日本の最先端の活動をしているわけですから、これからの時代に求められている素質を持っている方が、ここに集まっていると思います。みなさんがこれからの時代の見本です。都会の人がみなさんの生き様を見るようになります。みなさんの未来は明るいです!」
僕らがやっていくべきなのは、問いがたくさん生まれるようにすること
その後、会場にいるすべての参加者にマイクを回しました。一人約30秒ずつ感想を述べ、どの人も楽しそうな様子でした。最後に、湯川さんから次のような挨拶があり、第4回は終了しました。
「僕がもっているスキルと社会が必要としているスキルが、今たまたま当てはまっていたんだと思います。仕事は楽しくやっていますが、テクノロジーが変われば必要とされるものも変わります。そのときに勇気を出して、やりたいことを形にしていくことが大事で、僕はみなさんを尊敬しています。牧さんたちを見て『こんなふうになりたい』と思うんです。勇気と感性で生きていきたいと思います。今日はありがとうございました」

後日、『株式会社エーゼログループ』の代表取締役CEOの牧大介に感想を聞きました。
「お話が分かりやすく、今はとてつもない時代の変わり目で、人類の歴史の大転換期を生きて目の当たりにしようとしていることへのワクワク感をおぼえました。僕は湯川さんのお話をうかがうまで、僕個人としても会社としてもAIをあまり活用していなかったので、AIに興味がわきました。
あの後、うなぎのおいしいタレのつくり方についてAIに聞いてみたら、僕が1週間ほどかけて調べたり考えたりしたことを一瞬で整理して回答してくれたんです。すごいなと(笑)。自分の中に『問い』があれば、強力に助けてくれるものだなと感じました。そのためにも、何かに強い関心や好奇心を持つことが大事なのだと思います。好奇心が爆発していくような体験をどのように提供できるのか。僕らがやっていくべきなのは、問いがたくさん生まれるようにすることなのかもしれません。
これからものづくりはどんどんコモディティ化し、人がいなくてもものができるようになっていくからこそ、僕らはどんな価値を提供できるのか。人だからこそできることは何なのか。そんなことを考えさせていただきました。
僕らは今『野遊び』に関するプロジェクトを進めています。AIが進化して普及していって、ただものをつくるだけではない、みんなが遊んで暮らせるくらいのところまでたどりついたとき、僕らは最高の遊びを準備しておかないといけない。自分たちが遊ぶことを大事にして、遊べる環境と遊び方を伝えるサービスを育てていく意味はあるな、と。『野遊び』は大事なチャレンジだなと改めて感じました」
【イベントで登場したキーワードたち】
- ● 基本として重要なのは、
『人間が成長するようにAIも進化していく』
ということです。 - ● 50年来のブレークスルーが起きました。
2012年頃、AIは写真に何が写っているのか
分かるようになったんです。 - ● 2024年9月からのAIは自分で情報を探し回って
一つの知見にまとめるんです。
つまり2024年、AIは人間よりも賢くなる時代の
入り口に立ちました。 - ● スマホか人型ロボットに乗るという
二つの方法を通じて、
これからAIは現実社会を学んでいこうとします。 - ● 今、BMWとベンツが人型ロボットを
工場に試験導入しています。
もし本格的に導入されれば、
世界中の製造現場で動きが出て、
業界そのものが変わってしまうでしょう。 - ● 2027年までに、
人間の知能を模倣して幅広いタスクを
こなすことができる汎用人工知能(AGI)が
実現する可能性が非常に高いとのこと。
そして自分で自分を改良し、
人工超知能(ASI)へと進化していきます。
ASIは人間の知能をはるかに超えたAIで、
人間の一万倍の知能と言われています。 - ● 注目されているAIのスタートアップ企業の一つが、
Sakana(サカナ)AIです。
人間があまり介入しなくても、
自らAI研究や性能向上を
実現できるAIの仕組みができて、
世界から注目されています。 - ● 今までのAIは使えば使うほど情報が
正確になっていきましたが、
これからのAIは使えば使うほど、
地頭が良くなっていくのです。 - ● OpenAIは、AIは5段階で進化すると考えています。
第1段階がチャットボット。
第2段階が、今お話しした論理的思考。
第3段階が、エージェントです。
第4段階が、発明家です。
気候変動、医療、植物研究など、
AIを使った発明・発見がどんどん出ていきます。
第5段階が、AIカンパニーです。 - ● 時代が変わるからこそ、社会が何を言おうと
『私はこれがしたい、楽しいんだ』と
進めていける勇気をもつことが大事です。 - ● 今注目されているスタートアップ企業の
スタッフ数は30人くらいですが、
たった一人で大企業のような規模の仕事が
できる時代がくるでしょう。 - ● 自分の中に『問い』があれば、
強力に助けてくれるものだなと感じました。
そのためにも、
何かに強い関心や好奇心を持つことが
大事なのだと思います。
僕らがやっていくべきなのは、
問いがたくさん生まれるようにすること
なのかもしれません。

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Highlight reel
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第一部(講演)
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第二部(対話)